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でありまして、この区画が非常に魅力的なオプションだと思いますし、あるいはビョルビカに新しいオペラハウスをつくるということも考えられます。
アーカーブリゲの南西ですけれども、これはフィリップスタート・コンテナハーバーの非常に広いエリアがあいております。黄色でマークしておりますが、現在このエリアを都市再開発するかどうかということが討議されています。ただ、その場合の問題は、現在のところ代替案、すなわちハーバーオペレーションを移転する場合の代替の立地がないということです。ピパビカの東、この城壁の下は、アカジューストランダという非常に狭いエリアとなっています。ここのところです。もはやこれは電車あるいは自動車道路としては使われておりませんで、レクリエーションとして使用することを考えております。既存のハーバーの建物は、よりエレガントで、環境に優しいパビリオンに取ってかわられました。これは公共の機能を備えています。このエリアの南のところ、ピペタンケンカペでありますが、新しい水族館が提案されています。このエリアのところです。
(S13)このアーカーブリゲの最初の建設が終了して10年たっております。このプロジェクトはオスロにとって成功でありました。オスロに対して非常に魅力的な地域を追加しただけではなく、また町と海との距離感が近くなったわけです。また、観光客にとっても非常に魅力のあるエリアとなりました。このエリアは、オスロの国際的なプレゼンスを高めることになりましたし、また都市の住民にとっては非常に重要な会合場所となっています。
このアーカーブリゲの写真ですけれども、これは中世の城から取ったものです。この第1建設段階でありますけれども、これは非常に財政的に成功であったと思います。投資の面では成功であります。ディベロッパーは投資回収が数年でできました。しかし、その後の段階になりますと若干収益性が落ちております。このエリアは、オスロにおける通常の地域という形で発展してきております。しかし、アパートは現在のところプロジェクトの中で最も成功してないエリアだと思います。幾つかのアパートは非常にデラックスで、そして人口の構成が不均一であります。非常に豊かで、子供のない人たちが住んでおります。このアウトドアのエリアですけれども、レストラン、ビジネス、あるいは娯楽施設があります。これが住民に対して問題を生じさせることもあります。
現在、アーカーブリゲ・プロジェクトは、オスロの中心地域をだめにしてしまったかどうかという論議がなされています。確かに一方では、オスロの従来の商業地に対して競合関係となってしまいましたが、一方ではアーカーブリゲはより多くの人たちを市の中心に集めることに成功したと思います。この市庁舎の広場は、新しいドラムラインがついたことによって成功したと思います。このドラムに関しては乗客が予想よりも多いわけでありますし、また停留所に関して非常にすぐれたデザインを採用しました。多くの人たちがこのエリアを使うようになり、多くのイベントも行われています。ピパビカは、このウォーターフロント開発で民間と公共の投資がお互いに補完し合った成功例だと思います。この
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